【 2024年度 評価者 】(敬称略)


犬童 一心(いぬどう いっしん)Isshin Inudo
映画監督Film Director

1960年生まれ。高校時代より自主映画の監督・製作をスタート。『二人が喋ってる。』(97)で長編監督デビュー。『金髪の草原』(99)、『ジョゼと虎と魚たち』(03)、『メゾン・ド・ヒミコ』(05)、『タッチ』(05)、『黄色い涙』(07)、『眉山 びざん』(07)、『グーグーだって猫である』(08)等、話題作を発表。『ゼロの焦点』(09)で日本アカデミー賞優秀作品賞・監督賞・脚本賞を受賞、さらに『のぼうの城』(12)で日本アカデミー賞優秀作品賞・監督賞を受賞。『引っ越し大名!』(19)、『最高の人生の見つけ方』(19)、『名付けようのない踊り』『ハウ』(22)など近年も話題作の公開が続いている。

須藤 泰司(すとう やすし)Yasushi Suto
東映株式会社 映画企画部 ヘッドプロデューサーProducer (TOEI COMPANY, LTD.)

1968年生まれ。北海道出身。1992年に東映入社、テレビ部でドラマ「相棒」等のプロデュースを経たのち、映画企画部へ異動。
主な企画プロデュース作品は、『探偵はBARにいる』シリーズ3作品(2011~17)、『ハケンアニメ!』(22)、『レジェンド&バタフライ』(23)など。製作として『おかあさんの木』(15)。『探偵はBARにいる』で藤本賞新人賞、日本アカデミー賞優秀脚本賞を受賞(古沢良太と共同脚本)。その他、脚本作品としては『ぼくのおじさん』(16)、『死神遣いの事件帖』シリーズ(20・22)など。プロデュース最新作は大泉洋主演『室町無頼』(2025年1月17日公開予定)。

和田 隆(わだ たかし)Takashi Wada
映画評論家/プロデューサーFilm Journalist/Producer (eiga.com)

1974年生まれ。東京都出身。97年より映画業界紙で映画ビジネスなどについて取材し、映画部デスクなどを歴任後、取締役に就任。2014年より映画情報サイト「映画.com」を運営する㈱エイガ・ドット・コムでニュースや評論原稿を執筆し、新規サービスや法務業務にも従事。また、若手映画監督を起用した『死んだ目をした少年』(15)で企画プロデュースを始動。14年より田辺・弁慶映画祭特別設置賞の審査員も務め、同映画祭の第10回記念映画『ポエトリーエンジェル』(17)、20年に『踊ってミタ』をプロデュースしたほか、短編の制作にも携わるなど、映画ジャーナリスト、プロデューサーとして活動している。