京都映画企画市パイロット映像から初長編実現化した『黒の牛』(2016優秀映画企画 蔦 哲一朗監督)。1月23日(金)公開を控えた1月16日、京都府庁にて、蔦 哲一朗監督と映画制作にご協力いただいた臨済宗 大本山 妙心寺退蔵院 松山大耕副住職が、西脇隆俊京都府知事を表敬訪問しました。


蔦 哲一朗監督コメント

禅画「十牛図」の映像化に挑戦した本作を禅宗の本丸とも言える京都で公開できることを大変嬉しく思います。京都映画企画市からスタートし、妙心寺や松竹撮影所の皆様からお力添えをいただいて何とか完成することができました。目まぐるしく情報が入ってくる現代を離れて、静かな自然の中で瞑想しているような“無”を体感できる映画です。その実験的な映画体験をぜひ劇場でお楽しみください。

臨済宗 大本山 妙心寺退蔵院 松山大耕副住職コメント

友人の蔦監督に依頼され、禅のパートのアドバイスを担当させていただきました。
『黒の牛』に表現された禅の古典「十牛図」の世界観は、自己探求から混乱、理解、調和、そして社会的実践へと進む過程を表現し、現代人の内面の旅にも通じます。悟りとは特別な宗教体験ではなく、自己理解と他者への慈しみを深める過程そのものです。言葉や時代を超えた十牛図の魅力を圧倒的な映像美とともに存分に楽しんでいただけましたら幸いです。


『黒の牛』はいよいよ2026年1月23日(金)より全国順次公開となります。
東京ではヒューマントラストシネマ有楽町、新宿K’s cinemaなど。
関西では、京都シネマ、テアトル梅田(1/30)、シネマ神戸(1/31)となります。
他地域の劇場や公開情報の詳細はこちらから。https://alfazbetmovie.com/kuronoushi/

また、東京都墨田区の牛嶋神社では、2026年2月28日まで、「黒の牛 特別展欄」として、劇場版とは上映尺と編集が異なるメディアアート版が常設上映されております。是非この機会にご覧ください。
https://alfazbetmovie.com/kuronoushi/installation/