◆ 平成24年度

■タイトル:『Battle of Kyoto ~未来特区ネオウズマサ~』
■監  督:辻本貴則
■出  演:丞威、原裕美子、辻本一樹
■制  作:東映㈱京都撮影所

■ストーリー:
西暦2070年、地殻変動と地球温暖化による熱帯化現象により琵琶湖および周辺の河川が異常増幅。京都の中心部は西の桂川、東の宇治川を境に周辺地域から分断され、陸の孤島と化した。大阪から流入してくる多数の凶悪犯たちによって、京都市内の治安は極度に悪化。 映画の都として親しまれた太秦のスタジオは、その特異な景観から犯罪者たちが最も好む場所となり、帯刀した武装集団が集まる無法地帯となった。 時の政府は歴史ある京都市内の治安維持のため、太秦の東映・松竹のスタジオ付近一帯を“銃刀法廃止地区”として容認し、犯罪者たちを一極集中させて周辺地域との完全隔離を図った。 これによりバイオレンス特区『ネオ・ウズマサ』が誕生した!
それから10年——京都市を訪れていた米国外交官の誘拐事件が発生。犯人の要求は身代金5兆円と、根城にするネオ・ウズマサの国家独立であった。政府は“カマイタチ”と呼ばれる特殊能力者たちに、この凶悪事件の解決を託した。『右の掌に色素の無い透明な物体を生み出せる』という、前代未聞の特殊能力を持つカマイタチは “目には見えない刀”や“目には見えない拳銃”を生み出して、ネオ・ウズマサにはびこるワルどもを片っ端から蹴散らし、人質の救出に向かっていく——。
近未来の太秦を舞台に繰り広げられる時代劇テイスト満載のSFアクション、ここに誕生!!

■企画者プロフィール:


辻本貴則(つじもと・たかのり)
1971年生まれ。1998年に自主映画製作集団「T3AAエンターテイメント」を結成。アクション・シーンに拘った作品を監督し、自主映画界で数々の賞を獲得する。2003年には押井守監督らプロの映画監督3人と組んだガン・アクションのオムニバス映画『KILLERS』で商業映画デビューを果たす。主な監督作は『ハード・リベンジ、ミリー』シリーズ(主演・水野美紀)、『レッド・ティアーズ』(主演・加藤夏希)など。プロデュースも兼任した監督最新作『BUSHIDO MAN:ブシドーマン』(主演・虎牙光揮)が2013公開。

■スチル:


■撮影風景: